日常の中でも「新NISA」と聞くことがあるのではないでしょうか。
2024年1月から新NISAがスタートとなるのですが、こんなこと思ったことありませんか?
新NISAって何や?美味しいん?
現行の一般NISAやつみたてNISAと何が違うん?
本記事では投資歴4年目の筆者が新NISAについて解説します!
現状のNISAについて
そもそもNISAって?
- NISA: Nippon Individual Savings Accountの頭文字をとったもの
- 日本語では少額投資非課税制度と言われる
- 投資(株式や投資信託など)によって利益が得られた場合、本来であればその利益(売却益、配当金)に対して約20%の税金がかかるのですが、NISA口座だと税金がかからず、利益をそのまま受け取れる!
現行のNISAでは、一般NISA・つみたてNISA(成人が利用可)、ジュニアNISA(未成年が利用可)の3種類があるのですが、ここでは一般NISAとつみたてNISAを取り上げます。
一般NISAとつみたてNISA
現行のNISA制度については以下の通りです。
一般NISAとつみたてNISAでは、主に非課税保有期間(非課税で運用できる期間)、年間非課税枠(年間の投資額)、投資可能商品、買付方法が異なっています。
一般NISAは幅広い選択肢から柔軟に購入したい方向け、長期間少しずつ積立を行いたい方向けと言えるかもしれませんね。
引用:金融庁
ちなみに、筆者は一般NISAを1年、その後つみたてNISAを3年継続しています。
2023年までは現行のNISA制度を利用して投資することができるのですが、2024年からは新NISA制度が始まるので、現行NISA制度を利用した買い付けはできません。非課税保有期間内であればNISA口座でそのまま保有が可能です。
新NISAについて
2024年1月から新NISAが始まります。
ポイント
ポイントは以下の通りです。
- つみたて投資枠と成長投資枠の2種類あり、併用可能
(現行制度では、一般NISAとつみたてNISAの併用不可) - つみたて投資枠では120万円/年、成長投資枠では240万円/年まで投資可能。
(合計で360万円。現行制度では、一般NISA:120万円/年とつみたてNISA:40万円/年) - 生涯投資枠は1800万円(うち、成長投資枠:1200万円)
(現行制度では、一般NISA:600万円、つみたてNISA:800万円)
⇨年間360万円投資すると、最速5年で上限。 - 生涯投資は売却すれば再利用可能
(現行制度では、売却しても枠は復活しない) - 投資可能期間と非課税保有期間が恒久化(無期限化)
(現行制度では、一般NISA:5年、つみたてNISA:20年)
引用:金融庁
新NISAに向け、今から何をしておけばいい?
- つみたてNISA口座を開設しておく
⇨2024年になれば、新NISA口座が自動開設となるため、先にNISA口座の手続きをやってしまいましょう! - 資金に余裕があれば、つみたてNISAでの投資を始める
⇨始めてみたい方は先に試してみるのも良いですね(月数千円などの少額からでも問題なし!)
その投資分は20年間非課税口座で保有できるので、非課税枠が増えるという意味でお得!
もちろん、2024年に向けて資金を蓄えておくのも良い!
さて、今回は新NISAについて解説をさせていただきましたがいかがでしたでしょうか。
ご参考になれば幸いです。
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